バイヨークスカイホテル 宿泊記その1 服飾市場の上に建つバンコク1の高層ホテルに泊まってみた
バイヨークスカイホテルこんな方にオススメ
- とにかく眺めのいい部屋に泊まりたい
- プラトゥーナームエリアでの買い付けを予定している
- ファミリーでの旅行
- スワンナプーム空港から発着する人
バンコク1のノッポホテル
こんにちは。K-DADです。
今日はバンコクホテルの紹介記事です。
このタワー見たことがありますか?
知ってる人は知ってると思いますが最近までバンコクで一番の高層ビルだった
バイヨークタワー2
です。長らくBMWの広告がラッピングされているバンコクのランドマークです。
この中にホテルが入っています。
ホテル名は
バイヨークスカイホテル
といいます。タイ地元資本のホテルです。
今ではビルとしてはバンコク2位の高さとなってしまいました。
ですがホテルとしては依然バンコク1の高層ホテルの座を守っています。
バンコクにいればほとんどの方は見ることになるであろうランドマーク的な高層ビルですが、このホテルに泊まった方は意外と少ないかと思います。
実際今月泊まった時もほとんど日本人宿泊客の姿は見ませんでした。
今月のバンコク出張で泊まってきたのでレビューします。
このホテルは盛り沢山なので、記事も長くなりそうなので2回に分けることになります。
バイヨークスカイホテルのロケーション・アクセス
バイヨークスカイホテルは服飾の大問屋街のプラトゥーナームエリアに建っています。
まわりは終日買い物や買い付けの人でごった返している地域です。
バイヨークスカイホテルの最寄り駅はエアポートレイルリンクの
ラチャプラロップ駅です。
ラチャプラロップ駅からは徒歩約3分に位置します。
そのためスワンナプーム国際空港から来る際にはとても便利なホテルです。
BTS(高架鉄道)の駅で強いていうとスクンビット線の
- チットロム駅
- パヤタイ駅
となりますが、どちらの駅からも徒歩20分くらいかかります。
位置関係はこのようになっております。
ですのでBTSメインで移動する人にはアクセスの悪いホテルです。
ですがとにかく高くて目立つビルですのでどこからもビルが見える方向へ歩いていけばいつかは到着できます。
チットロム駅からはR-WALKというこの界隈のデパートを結んでいる歩道橋を
- ゲイソンプラザ(高級デパート) の中を抜けて
- BIG C(大型スーパー)
- The Market(新しくできた市場風モール)
- プラチナムファッションモール(地元民向けの安いファッションビル)
を横目に順に歩いていって地上に降ります。
上の写真で見える歩道橋がR-WALKで、右側の建物がBIG C、左側がThe Marketです。
ここがR-WALKの終点です。
この大きな交差点がプラトゥーナームの交差点、左に見えるタワーがバイヨークスカイホテルです。
そこからは地上に降り、このプラトゥーナームの交差点を渡り
(非常に交通量が多く、歩行者信号もないので地元の人について渡りましょう)
さらに大通りの服飾問屋が並んでいる歩道を真っすぐ歩いて
インドラリージェントホテルの先の角を曲がって突き当りの右側です。
大通りを曲がったらこのインド人街のような通りを歩けばバイヨークスカイホテルに突き当たります。
チットロム駅からはこのように人混みをかなり歩きますが、買い物や食事をしながらデパートめぐりして帰ってくるなら楽しい道のりです。
空港からのアクセスですが、先述のようにスワンナプーム空港ならエアポートレイルリンクに乗ってしまうのが便利です。
駅から近いのでスーツケース一つくらいの荷物ならラチャプラロップ駅から歩いてしまった方が早いです。
エアアジアなどのLCC(格安航空会社)が到着するドンムアン空港からだとちょっと厄介ですが下記のような方法があります。
- タクシー
- エアポートバスのA3路線に乗ってインドラリージェントホテルで降りて徒歩5分
- エアポートバスのA1かA2路線でBTSモーチット駅で降りてBTSに乗ってチットロム駅かパヤタイ駅で下車後徒歩かタクシー
ドンムアン空港A2エアポートバス BTSモーチット駅を経由して戦勝記念塔まで行く
上から順に楽な移動手段です。
特に大きい荷物がある人は1かせいぜい2の方法が良いと思います。 3はオススメしません。
バイヨークスカイホテルの公共エリア
バイヨークスカイホテルのあるバイヨークタワー2ビルは地上304m、85階建ての超高層ビルです。
敷地面積はそんなに広くないですが、とにかく縦に縦にと目いっぱい施設が詰まっています。
バイヨークタワー2の下層階は服飾市場になっています。
バイヨークタワー2(ホテル)の入り口に向かって真ん中に両替商がありますが、左側に入っていくと服飾市場に、右側がホテルの入口になります。
ここが地上からホテルの入り口。
この左側がバイヨーク服飾市場への入り口になります。
ホテルの入口に入ってまず地上のエレベーターから18階のロビー階に上がります。
バイヨークスカイホテル内はどこに行くにも18階のロビー階が起点になります。
18階にはフロントがありこちらでチェックイン、チェックアウトの手続きをします。
ベルスタッフやコンシェルジュもこのあたりにいます。現地ツアー会社のデスクもあります。いつも人が多くてにぎやかな階です。
コーヒーショップや
日中フルーツビュッフェが開催されるカフェもこのフロアにあります。
この階になんとコンビニ(ファミリーマート)も入っているのでホテルを出ずに飲み物、軽食など最低限の買い物はできてしまいます。
この階の屋外には何とゴルフの打ちっぱなし場もあります。
今回泊まった時は工事中でしたが・・・。
この18階のロビー階を起点に、中層階(19F-49F)行きのエレベーターと高層階(50F-83F)行きのエレベーターがあります。それぞれ6基ほどあったと思うので待つことはありません。
常にホテルマンがいて行き先を聞いて案内してくれます。
パブリックエリア以外の客室階へ行くにはルームキーをかざさないと階数ボタンを押せないのでセキュリティ面も問題ありません。
レストランは別章で説明しますのでそれ以外の施設としては、
19階にジムとプール、エステ
76階にはパブリックの展望フロアがあります。
このフロアはガラス張りですが、1周する間には記念撮影したくなるようなたくさんのオブジェが飾られている撮影スポットです。
そしてエレベーターで昇れる最上階の83階から、さらに1階分階段を昇って屋上の84階に出るとそこは回転式の展望台となっています。
360度リボルビング ルーフデッキとありますね。
金網はあれどオープンエアです。
写真のように周りの展望部分が回転して10分ほどでホテルの周りを一周します。
天気がいいとパタヤの海まで見渡せるそうなのですが、PM2.5の影響でしょうか。ガスっていて遠くまでは見えません。いまバンコクは日によっては北京よりPM2.5の濃度が濃くなっています。
K-DADもバンコク初日から心なしか喉がガラガラするようになりました。
コロナ対策もありマスクが欠かせません。
しかし真下を見るとさすがに地上300m超の84階、並みのタワーホテルとは眼下の建物の小ささが違います。
その中でも右下にある少し高いタワーがバイヨークタワー1です。
通常のタワービルがこんな下に見えるとは!
入場料を撮って宿泊客以外にも開放されていますので日中から日暮れにかけて賑わっています。宿泊客は無料で見放題ですので宿泊するなら日中、夕暮れ、夜景を見にぜひ行ってみてください。
バイヨークスカイホテルのお部屋
バイヨークスカイホテルのお部屋は全室スイートタイプのとても広い部屋になっています。そして階層によって3段階の料金体系となっています。
- 22F-45Fのスタンダードゾーン
- 46F-63Fのスカイゾーン
- 64F-74Fのスペースゾーン
もちろん高層階になるほど料金は高くなりますが、とは言ってもタイ資本のホテルなのでリーズナブルな料金です。
今回泊まったのは32Fスタンダードゾーンのデラックスルーム44平米です。
スーペリアルーム36平米を予約していたのですが、恐らく無料でアップグレードしてくれたものと思われます。
階数も最初は24Fと言われたのですが「チョット待って」と確認してから、より上層の32Fの部屋に変更してくれました。
建ってから歴史があるのとタイ資本なので部屋は広いですが若干のくたびれ感があります。それを上回って余りある広さは魅力です。
メインの寝室と別に、同じくらい広いこの用途不明の部屋があります。
一応こちらがリビングという扱いでしょうか。
カップルでは完全に持て余します。
ソファがありますので、もし旅行中にケンカしても別々の部屋で眠れます(笑)
今回泊まったのは32階ですが
それでもこの眺めです。
写真で見える高架線路の突き当りがパヤタイ駅です。
お風呂は全室バスタブ付き、それと別に独立したシャワーブースもあります。
テレビはリビングにも寝室にもありましたが、現地ケーブルテレビのみで日本語放送は映らないようでした。Wi-Fiはもちろん無料で使い放題です。
デスクもしっかりついていてPC仕事もはかどります。
冷蔵庫は空ですが18階に降りれば前述のようにファミリーマートがあります。
バイヨークスカイホテルのレストランの一部
バイヨークスカイホテルにはレストランもたくさんあります。
主だったレストランは全て75階以上の上層階にあるので眺めも抜群です。
一番利用することになる朝食会場でもあるビュッフェレストランはマーケットをモチーフにしたファミリー向けの楽しいカジュアルレストランです。
夜が明けてくのを見ながらいただける78階での朝食は大変いいものでした。
長くなりましたので詳しくは次回に書きます。
宿泊記2へ続く
バイヨークスカイホテルは本当に盛り沢山なホテルでしたので書くことも写真もたくさんありますのでレストランの続きから次回に回しますね。
今回の記事はお楽しみいただけましたでしょうか。
お役に立てば幸いです。
お読みいただいてありがとうございました。
K-DAD