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チャトチャックウィークエンドマーケット セクション2,セクション3 セクション別大解剖
こんにちは。K-DADです。
今日はチャトチャックウィークエンドマーケットのセクションごとの解説記事、その第二弾セクション2とセクション3です。
チャトチャックウィークエンドマーケット全体の記事はこちら:
タイ バンコクで最重要の買い付けスポットであるチャトチャックウィークエンドマーケットは広大な敷地の中、セクション1から30まで区分けされています。
そのセクション番号とソイ(通り)番号と番地の番号でお店の場所が決められています。
この画像のように頭上にその場所のアドレスを示す看板があるので、それで現在地を把握します。
セクションごとに大まかに商品のジャンル分けがされてはいますが、そこはチャトチャック、タイ工芸品のセクションにもアクセサリーや食品の店が混じっていたりとカオスな状態です。
それでもセクションごとに掘り下げていくのが一番わかりやすいのでこの企画をはじめました。
今日はセクション2とセクション3の解説です。
セクション2とセクション3は隣同士で続きに接していて、ほぼ店舗のジャンルも同じなので今回同じ記事にまとめました。(後に資料が増えたら分けるかもしれません)
まあ、気まぐれでやってきますので、セクションは番号順でもなくランダムでやったり、他の記事も投稿しますので不定期にはなりますが楽しみにしていてください。
セクション2、3の位置
チャトチャックウィークエンドマーケットのセクション2、セクション3はここになります。
セクション2、セクション3の付近を拡大するとこのようになります。
最寄り駅はMRT(地下鉄)のカンペーンペット駅です。
一般的にチャトチャックウィークエンドマーケットというとBTS(高架鉄道)のモーチット駅というイメージが強いですが、セクション2はモーチット駅からは最も遠いエリアのひとつです。
セクション1に隣接しているわけですからアクセス面はセクション1とほぼ同じですね。
セクション1の解説記事はこちら:
カンペーンペット駅を出て右側の屋根の中に入っていったところからセクション2、3、4となります。
駅前ですのでアクセスの便利さは抜群です。
また、駅の出口では待ち合わせをしている人も多く、まさにチャトチャックウィークエンドマーケットの玄関口です。
カンペーンペット駅の地下構内まで降りてしまえば冷房が効いているので駅構内で地べたに座って涼んでいる人たちがたくさんいます。
また地下にはメトロモールという小さいショッピングモールがあるのでそこのカフェなどでも休憩できます。
セクション1から4くらいまでにいて休憩したいのであればカンペーンペット駅地下のこのメトロモールで休憩するのがいいです。
さらにカンペーンペット駅には無料で利用できるトイレもあります。
わざわざ地上の有料トイレを使う必要はありませんね。
カンペーンペット駅を地上に出てみると、地上出口周辺にはトイレやコインロッカーもあります。
ただしトイレは有料(2バーツ)の割にそんなにきれいではないです。
絶対地下に降りたほうがいいです。
しかも今は隣接してMIXTチャトチャックのような新しいショッピングモールのトイレが無料で使えるので今やあえて有料のトイレに行かなくても平気でしょう。
コインロッカーの場所は覚えておくといいです。
チャトチャックウィークエンドマーケット内には駅出口以外にも数カ所あります。
買い付けたものが多くなったらコインロッカーに買い付け品を預けて引き続きマーケットを回れます。
MRT(地下鉄)で行くのが大変便利なチャトチャックウィークエンドマーケット セクション2、3ですが、あえてBTS(高架鉄道)で行くならモーチット駅より一つ手前のサパーンクワーイ駅で降りたほうが近いです。
ただし行き方は少々ややこしいです。
チャトチャックウィークエンドマーケット セクション2、3のショップ
セクション2とセクション3はタイの駆け出しのデザイナーが、主にファッション分野でオリジナルの商品を販売しているエリアとなります。
そのため他のエリアと比べるとエリア全体がオシャレな雰囲気です。
そして買い付けに使えるお店も多いです。
まずタイのデザイナーはここチャトチャックウィークエンドマーケットやナイトマーケットに出店して自分のデザインしたオリジナル商品を販売します。それがSNSでバズったり、お店でヒットしたりするともっと大きなデパートへの出店の話が来たり、ネットで世界中に向けて販売されたりします。
チャトチャックドリームとも言うべき夢のある話ですね。
でも思ったように売れずテナント料が払えず退店していくデザイナーも知っています。
夢のある話ですが楽な世界ではないのはどの国も一緒のようです。
では仕入れの観点で見た、セクション2、セクション3の主だったショップを紹介します。
MRTカンペーンペット駅を出ると大勢の人が待ち合わせをしていてその右、トイレの手前にはカルマカメットというアロマショップがあります。
セクション1の時も紹介しましたね。
カルマカメットはタイの高級アロマブランドです。
BTSのプロンポン駅近くにはカルマカメット直営のショップ兼カフェレストランがあるようにラグジュアリーなイメージで売られています。
日本のセレクトショップやネットショップでも販売されていますが、ここタイの直営店では日本の1/3くらいの価格で入手できます。人気は練り香水やルームディフューザーなどのアイテムです。アロマ系はおみやげとしてもタイの定番アイテムですね。
このエリアにはチュアンピサマイという水着ブランドがあります。
当時AKB48メンバーの小嶋陽菜さんが着てSNSでバズってヒットしたブランドです。
お花で盛られた水着がかわいいですね。
同じように帽子やアクセサリーも売られているチュアンピサマイの直営店はこちらのエリアです。
帽子や髪飾り?やバッグもかわいいです。
一時期BUYMAなどでよく売られていました。
こちらはSmellsというアロマのブランド。
バンコク都心のゲイソンプラザという高級デパートにも出店しています。
セクション2以外にもチャトチャック内の至るところで見かけます。
レモングラスやラベンダーの香りに特化して虫除けやルームスプレーなどがかわいいパッケージで売られています。
キャンプでも重宝しそう。アウトドア女子に受けそうなパッケージです。
こちらはカメラ用のストラップ店。
カメラ女子が好んで使ってくれそう。
このエリアの店(セクション2-4)はバンコク若手デザイナーが作っているので女子ウケしそうなカワイイデザインの商品が多いです。
最近のバンコクは街並み、インテリア含めデザインセンスのレベルがとても高いです。
こちらは非常に質の高い革製品を売っているレザーショップ
チャトチャックプラザエリアに本店があり、オーナーはそちらにいます。
OEM可能です。OEMの相談は本店で。
フェス会場やビーチにいる人がかぶってそうなハットの店。
セクション4も含めて藍染めの服屋も何軒か見かけます。
日本のハッピにも似た涼しそうなシャツの店
ある一定の層には受けそうですね。
セクション2、3にはカフェやドリンク、デザート屋にもかわいい店構えのお店が多いです。屋根の下でまだ涼しいエリアではありますが休憩して水分は十分に補給してください。
K-DADが気づくとよく行ってしまうマンゴーデザート屋台。
こんなオシャレな食堂もありました。
さらに進むとセクション4、5と進んでいきます。
セクション4も似たようなラインナップのデザイナー出店ですが、若干大量生産、既製服的な店も増えてきます。
その先セクション5、6は古着販売の一大エリアになってきます。
チャトチャックウィークエンドマーケットでさまよわないために
以前も紹介しましたが、チャトチャックウィークエンドマーケットを歩くときにはこのアプリがおすすめです。
Chatuchak Guide
Android版もアップル版もあります。
マーケットのライブマップが見れるので自分の居場所が簡単に把握できます。
チャトチャックウィークエンドマーケットに行くときは必ずインストールしておきましょう。
最後に
今回の記事は役立ちましたでしょうか。
チャトチャックウィークエンドマーケット セクション2-4くらいまではオシャレなデザイナー製品が多いのでサンプル的に数個仕入れてメルカリなどで売るという、割と気軽に買い付けできるエリアです。
すでにそのデザイナーの製品としてパッケージされているので売りやすいです。
また、新進気鋭のデザイナーが多く出店しているエリアでお店全体の商品を取り扱ってコンセプトショップのような売り方をするのも魅力的なセクションとなります。
これらの若手デザイナーと仲良くなれば個人的にデザインをしてもらったり、オリジナル商品を作ってもらえるようになったりと、他のタイ輸入実践者と差別化できるようにもなります。
セクション2,3はMRTの駅から一番近いエリアのひとつであり、トイレや待ち合わせ場所、コインロッカーなどもあるので常に人が多くにぎやかです。
そして駅チカなだけに駅構内のメトロモールも利用できる使い勝手のよいエリアです。
ではまた今度、次のセクションについて投稿します。
次回は順番通りセクション4になるか、気が変わって他のセクションからになるか・・・、まだ未定です。
今日も読んでいただいてありがとうございました。
※ご注意:
チャトチャックウィークエンドマーケットは日々エリアを拡大している上に、非常にテナントの入れ替わりの激しいマーケットです。紹介したお店がないこともありますのでご了承下さい。(2020年1月現在)
タイ仕入れの様子がわかる動画見つけました。
タイに興味がある方なら見てみて損はないと思います。
K-DAD