東京カオソーイ 九段下で本格カオソーイをいただいてきた
こんにちは。K-DADです。
今日は東京九段下でいただいてきたカオソーイというタイラーメンのお話です。
先日、東京霞が関の経済産業省にワニ革の輸入承認申請に行ってきた日です。
K-DADは神奈川県に住んでいながら、東京に行くことはめったにないです。
東京の店よりむしろバンコクの店の方が詳しいくらいです。
そこでせっかく東京都心まで行くので、ついでに美味しいランチをいただけないかと思って調べていたところ、
東京カオソーイというお店があることを知り、これはぜひ行ってみないとと思って行って参りました。
カオソーイとは・・・
カオソーイとはタイの、特にチェンマイなど北部タイの名物とされているカレーラーメンです。見た目は古奈屋のカレーうどんみたいですが、
カレーの味ははレッドカレーに近い味で、ココナッツミルクがふんだんに使われているため、激辛でもなく少し甘みすら感じるコクのあるスープです。
麺は中華麺で、トッピングにほろほろに煮込んだ鶏のドラムスティックが丸ごと1本ないし2本、そして揚げた中華麺が乗っているのが最大の特徴です。
付け合わせには辛いチリペーストと赤玉ねぎと日本で言う高菜みたいな漬け物とライムが一緒に供されます。食べながらライムを絞ったり、付け合わせを入れて味の変化も楽しめます。
タイラーメン全般に言えますが、一杯の量は少なめなので女性でも残さず食べられます。男性だとタイラーメン一杯では物足りない量です。
K-DADはたいてい他に野菜炒めとか肉とかもう一品頼んでしまいます。
K-DADが最も好きなタイ料理のひとつで、バンコクに出張に行くとついついカオソーイを出してくれる食堂を探してしまいます。
自宅でも時々なんちゃってカオソーイを作ります。
無印良品のレッドカレーに少しココナッツミルクを足してスープにして、
圧力鍋でほろほろに煮込んだチキンレッグと茹でた中華麺を入れて、
上に揚げ麺と刻みネギを乗せればなんちゃってカオソーイの出来上がりです。
付け合わせに高菜とアーリーレッド(赤玉ねぎ)とライムの代わりにレモンがあれば完璧です。そこそこ再現できますよ。
東京カオソーイの行き方
そんなK-DADも大好きなカオソーイが東京でいただける、しかも店名がそのまんまの東京カオソーイ、
これは行くしかないっと思って行ってきました。
あんまり乗せたくないですが公式のサイトがあまりに不案内なので
食べログのページも紹介しておきます。
最寄り駅は東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線九段下駅から約300m、徒歩3-4分です。
九段下駅の5番出口を出たら、目白通りの一本隣りの一方通行の通りを奥に進んで、専大通りとの突き当りの左側にありました。
ランチ営業は平日の11時半から14時。
K-DADがお店に着いたのは13時40分くらいだったので、テイクアウトを待っている一人以外はお客さんはいませんでした。
店内はテーブルが2つのみの小さいお店、イスは8席ありますが、4人座れば結構な圧迫感です。ランチピークタイムは相席当たり前のようです。
「14時閉店で、カオソーイは10分から15分くらいかかるのですがよろしいですか?」
お昼はテイクアウトメインだそうで、ランチタイム終了間際のイートインはあまり歓迎されていないよう。私の後に来たお客さんはまだ14時前でしたが断られてました。
まあ、10分で食べればいいか、と承諾して着席。
店内は沖縄のラジオが流れ、POPも沖縄のポスターだらけでタイ料理というよりはむしろ沖縄料理っぽいお店です。
カオソーイは
- カオソーイ・ガイ(鶏)と
- カオソーイ・ヌア(牛肉)
の2種類。
メニュー | BANAcoco.OKINAWA- THAILAND
カオソーイ以外にもガパオやグリーンカレー、カオマンガイなどもあるようです。
K-DADは今回はカオソーイ・ガイ、918円を注文しました。
先にお弁当を待っていたお客さんが終わってから私の注文を作り始めたので本当にワンオペだったようです。
でも予想より早く10分かからずに着丼(ラーメン屋風に)
丼ぶりというよりは大きめのお椀に近い大きさ。日本のラーメンよりはかなり小さいです。
その中でまるでひと玉丸ごと揚げたような中華麺が大迫力です。
スープをさらうと鶏の足は2本出てきました。
東京カオソーイのカオソーイの味
スープはかなりドロっとしていて水分少なめです。
辛味はあまりなくコクはあります。
辛さがもっとほしい方はテーブルの上にあるチリペーストを足すといいです。
付け合わせにちゃんとライムと、パクチーも乗っているのはうれしいです。
チキンは箸でほろほろと崩れる柔らかさでこれが2本入ってるので満足感があります。
麺は結構太め、スープがよく絡んできます。
そのためと、揚げ麺が丸々ひと玉乗っているのでスープがよく吸われます。
揚げ麺をスープに浸して少し柔らかくなっていざ食べようかというときにはスープはほとんど無くなってしまっていて混ぜ麺のようになってしまいました。
感想としては揚げ麺があの量ならもう少しスープがほしい、もしくはもう少し滑らかな水分のあるスープでもいいんじゃないかという感じです。
揚げ麺と合わせると麺2玉分が入ってるということですから
ふと壁を見るとカオソーイについて書かれています。
少し見にくいですがこのように書かれています。
タイチェンマイ名物カレーラーメンカオソーイを現地の材料と現地の製法をベースにBANAcoco.特性の自家製手作りペーストを作りました。
ふんだんにタイ独自のフレッシュハーブを惜しげもなく使用して、全て手作りでつくりました。
ここだけの話ですが原価率50%超えの商品を作ってしまいました。本来はこの価格設定では提供が難しく大量生産できない商品です。
スープは数種類のタイプをつくっております。
本日はこのスープでお楽しみください。
おそばも現地カオソーイに近い味で再現しております。日本のお店ですと中華麺が多いですが、本来は中国から伝わった製法でつくられたのっぺりした麺がチェンマイをはじめ北タイでは多く使われています。
薬味にタイの紫わけぎ「ホムデーン」とタイの高菜漬けのようなもの「パッカードン」。
タイのライム、マナオが手に入らないので代用のレモンをしぼってお召し上がりください。
また、辛さを抑え目につくっておりますので、タイ式食べるラー油、当然、自家製チリオイルペーストを少し加えてお召し上がりいただくと更にお楽しみいただけます。
と書いてありました。
つまりスープは数種類のバリエーションがあって今日はこの味だったということですか。もうちょっと水分のあるスープの日があるならもう一回食べてみたいです。
あとホームページを見ると、ランチ営業についてこのようにも書いてありました。
ランチタイムイートインのお客様へご案内 11時半より12時半までは テイクアウトのお客様優先とさせていただきます。また、お相席をお願いする場合がございます。予めご承知おき下さい。また、開店より12時半までカオソーイは提供まで15〜30分以上かかる場合がございます。12時半以降のご来店をお勧め致します。尚カオソーイは12時15分頃よりオーダーを開始致します。店内の混み具合により、予告なく変更させていただきます。
(東京カオソーイ ホームページより)
確かに店頭には大きなお弁当の昇りがありました。
ランチはテイクアウトメインなんですね。
この日も本当に店員さん一人で回してらっしゃったので無理なしという感じです。
13時半過ぎに行ったので空いていましたが、12時台ピークはどんな状態なんでしょうか。気になります。
こちらの支払いですが、Paypay支払いが可能ですが、K-DADが行った時はまだ手続きが終わっておらずキャッシュレス5%還元ができないとのことで、クレジットカード払いにしていただきました。クレジットカード払いなら5%還元されるそうです。
味の是非はともかく本当に東京の、カオソーイでした。
来月の出張で早くタイのカオソーイ、食べたくなりました。
にしても飲食店を検索した時にその店の公式サイトよりまず食べログやぐるなびのページが上位に表示されるの、グーグルは何とかしてほしいです。いくら情報量が公式のサイトより食べログのページが多いとは言え、元祖のサイトより上に来るとは・・・
食べログに不当なレビュー書かれて困ってる店も多いみたいですし。
K-DAD